観覧者の声
「三笠」艦内の中央ホールには、観覧された方々の率直なご感想や展示等に関するご要望を書いていただくため、ノートを置いています。
その一部をご紹介します。
- “主人の思いを辿る旅”をさせていただいている沖縄のOと申します。主人が東郷平八郎元帥を「日本を救った方東郷元帥の決断がなかったら今の日本はない。地図にない・・」と日ごろ熱く語って、息子が生まれる前から東郷平八郎元帥にあやかって「平八郎」と恐れ多くも名付けさせていただいています。その「熱く語る男の情熱」が素晴らしく、私も感銘しておりました。惜しくも5年前に天に召されましたけれど、後に東郷元帥と私が奇しくも誕生日が同じ日と気付き、後悔の念に駆られながら「平八郎」と「明郎」という息子と一緒に主人の思いを辿る旅をしております。(Oさん)
- 父と今年一緒に来るはずでしたが5月に亡くなり、今回は見えない形で二人で来ることになりました。自分自身は何度も来ていますが、今日もこうして保存されている事に心から感謝です。10年以上も神奈川に暮らしていましたが、一人残された母を守りに北海道へ帰ることになりました。再びここに来るのがいつかは分かりませんが、再び「三笠」に乗れること、こうして保存されていることを心より願っています。(Tさん)
- 先人達の大きな力が今の平和な日本を築き上げているのだとつくづく感じ、戦争のない時代に生まれ、生きていることに感謝の気持ちでいっぱいです。この記念艦「三笠」の保存には大変なご苦労もおありと思いますが、今後ともお力を注いでいただきたく願っております。本日は大変良い勉強になりました。ありがとうございました。(Mさん)
- 昔の人々が命を懸けて戦ったことを誇りに思います。(Eさん)
- 「三笠」の気概に感服。誇りに思います。(Tさん)
- 先人の栄光と苦労が偲ばれ、胸が熱くなりました。(Kさん)
- 昔のことを今に伝えるのは素晴らしいと思います。(Hさん)
- 貴重な時間を過ごすことができました。歴史を知ることの重要性を改めて認識しました。(Uさん)
- Visiting this ship with the highest respect. No matter what is the purpose of war. The soldiers who died for their country should be highly respected. Really like this exhibition to show the people now they fight for their country. (O.L.さん)
- 主人と二人で来ました。テレビで見た番組に出ていた人達の名前がいっぱいあり、明治時代にタイムスリップしたみたいです。(Y子さん )
- 名古屋から来ました。日露戦争時、曾祖父が海軍であり、活躍した写真を船内で見ることができた。うれしいです。(Fさん)
- It is good to preserve your history.(Sさん(英国))
- 感動しました。私は平成生まれなので戦争を味わった事がありません。戦争なんて二度としたくない。(Kさん)
- 修学旅行で来ました。とても案内の方がやさしかったです。今回2回目ですがまたきたいです!(Aさん)
- “大和”に乗船、くしくも戦死なされた方の娘さんとの交流をしていました。“三笠”の話が出た際に、一度は日本の戦艦の中を見てまわり、大和の内部の想像ができればと話したことを思い出しました。
今や平成の現代において、いくら保存されていようと、それは只の“モノ”にすぎず、文書などの情報も“文字の上”にしかすぎず、平和ボケした現代人にどれだけの理解と影響を良い方向へあたえられるか、分かりません。
学徒動員、出陣という単語を知らない人が多いのは、戦後生きて帰られた方々が話せない心情であったためと思います。
私は自分の祖父や職場(介護をしております)で伺った話を後世に語りつづけるよう、努めていく所存であります。(Aさん)
- 東郷さんの伝記を読み横須賀に初めて来ました。明治の人達の努力により日本が世界から注目されるようになり、それが今日に繋がり、現在の幸福な生活ができる事に感謝いたします。記念艦「三笠」をのこして頂いた関係者の方々にお例を申しあげます。(Yさん)
- 三笠、そして近代日本の歴史を実感することができて良かったです。今の日本があるのは私たちの祖先が必至の思いで行動したことによるものだと思います。自分も祖先のような貢献を少しでもしていかなければならない。そう感じました。(Tさん)
- 三笠を見られてよかったです。当時の列強の台頭により戦争をしなければなかった状況やその後の日本の敗戦を考えさせられました。平和がどのように続いていくか考えてみなければと思います。(Sさん)