明治時代のこどもの遊び
釣り遊び
普通の竹の先に木綿糸をとおし、一番小さい針をつけてミミズやご飯粒を餌にして魚を釣りました。
生き物との遊び
学校の行きかえりの田んぼでかえるを捕まえたり、かぶと虫やこくわがた、のこぎりくわがたで引張りっこや、はさみっこして遊びました。また、「馬のつかな」という背丈ほどもある草の穂を持って、 蛍狩りにも行きました。
チャンバラ遊び
芝居や映画が普及してから一層盛んになった遊びです。手ごろな木の枝や竹ざおを腰にはさんで相手と戦って遊びました。
みかんのあぶり出し
木ミカンの皮を絞って汁を出し、その汁で和紙に文字や絵を描き、紙を乾かして真っ白にします。そのあとで炭火などにかざしてあぶると、描いておいた文字や絵が茶色に浮かび上がってきます。